妊娠中や産後は急激なホルモンバランスや体形の変化によりむくみやすくなります。
お腹の子に会える楽しみ、それに伴うお腹の膨らみ、むくみの悪化。
何も対策をしていなければ、出産予定日が近づくにつれてこむら返りも起きやすくなります。
また、むくみを放置していると妊娠高血圧症候群のリスクが高まります。
仕事などで同じ姿勢が長くなりがちな人や普段からむくみやすい体質の人は、特に注意が必要です。
そこで簡単にできるむくみ対策として着圧ソックスを履くことをおすすめします。
是非参考にして使ってみてくださいね。
妊娠中にむくみやすい時期はいつ?着圧ソックスを履こう!
妊娠中は血液を通じて胎児に栄養を与えるために血液の量が増えます。
さらに胎児が大きくなるにつれて子宮が大きくなり血管を圧迫するため、心臓から遠い部位である脚は血流が滞りがちになり脚のむくみが起きやすくなります。
このため妊娠初期でもむくみが出る人がいますが、特に妊娠後期や出産予定日が近づけば近づくほど、脚のむくみに悩む人が多くなります。
それに加えてお腹がどんどん大きくなるため、脚のむくみだけでなくお腹の重みで眠り辛くなることも。
妊婦に限らず寝不足は疲れが溜まりやすく血流が悪くなるので、余計にむくみやすくなってしまいます。
まだお腹が小さければ自分でマッサージをすることができますが、大きくなるとお腹がつかえて大変です。
そこでおすすめなのは着圧ソックス。履くだけでマッサージ効果があり血流がよくなるので、簡単にむくみのケアができますよ。
出産予定日頃になると、こむら返りなどで眠れない人もいます。
それに加えて産後は頻繁な授乳やおむつ替えなどの赤ちゃんのお世話で毎日が寝不足や疲れとの闘いです。
このままの状態で出産になると寝不足のまま赤ちゃんのお世話がスタート。
ママの体は余計に疲れが溜まりやすく、精神的にも余裕がなくなってしまうかもしれません。
そのため産まれる前になるべく睡眠をとりやすい状態にして、万全な状態で赤ちゃんを迎えたいものですね。
産後のむくみは生理現象。着圧ソックスを準備しよう!
産後のむくみは出産により急激に血液や水分が対外に排出されてしまうことで、体が本能的に多くの水分を溜めようとすることが原因で起こります。
また母乳を作るために血液や水分を必要とし、授乳で失われた水分を補おうとします。
つまり産後のむくみはひとつの生理現象で起こるもの。
産まれたばかりの赤ちゃんは体力がなく、暗いお腹の中にいたため昼夜の間隔がありません。
そのため1~3時間位の頻度で寝たり起きたりを繰り返します。
ママは寝ていてもその度に起きなければならず、運動不足や睡眠不足になってしまいます。
これではむくみやすくなるだけでなく、自身のケアをする余裕もないですよね。
そこでおすすめなのは着圧ソックスを履くことです。
産後のむくみは生理現象なので多くの人は1ヶ月もあれば自然とよくなってきますが、大忙しの産後は余計な苦痛やストレスは成るべく避けたいところ。
マッサージする時間さえも惜しいほどです。
そのため妊娠中で着圧ソックスを使っていない人でも、入院準備品として着圧ソックスも用意しておくことをおすすめします!
着圧ソックスを履いておけば、血行がよくなるので脚が軽くなり産後の疲れの感じ方も楽になりますよ。
まとめ
着圧ソックスは妊娠中や産後のむくみ対策にあると便利なアイテムです。
でも使用時間や圧力が強すぎると副作用が出る恐れがあるので使用方法は必ず守りましょう。
むくみが酷い場合は病気の可能性もあるので医師に相談してください。
妊娠中や産後の体は通常とは違うもの。普段よりもむくみやすいので、着圧ソックスを選ぶときは普段より弱めのものを選んでおくと安心です。
また肉体的にも精神的にも大変なときがあります。少しでも楽になると赤ちゃんに向き合うゆとりができるので、是非着圧ソックスで対策してみてくださいね。